ラテン語 2022 1 23

書名 「英語耳」独習法
著者 松澤 喜好  角川新書

 英語の語彙には、二つの系統があるという。
「本来の英語(Old English)」と「ラテン語」です。
 日本語で言えば、
漢字が「ラテン語」のようなものでしょうか。
 本来の英語とは、
「have」や「make」や「take」などです。
 つまり、中学校で習う単語が「本来の英語」であり、
高校で習う単語がラテン語系だという。
要するに綴りを間違えそうな単語がラテン語系だと思います。
 中学校英語かもしれませんが、
「Island」がラテン語系かもしれません。
 さて、日本人には、「have」は、
「持っている」という意味でしょうが、
もっと、いろいろな使い方をします。
 たとえば、「Please have a seat.」です。
「Sit down please.」では、失礼な言い方と言われます。
 ところで、日本人の英語の実力を調べるには、
「s」の発音でわかるという。
 よく言われるのは、日本人は、
「l」と「r」の発音ができないということでしょうか。
 しかし、もっと重要なのは、「s」です。
英語には、「s」を使う単語が多いのです。
「s」という音を単独で発音できるか。
 たとえば、「kiss」という単語は、
「kisu」になってしまい、
日本語の「su」という発音になってしまうという。
正しい発音は「kis」です。
 おそらく、「s」の発音を練習するだけで、
日本人の英語は、大きく上達するでしょう。



























































































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